JANOG19 では、その前日にJPOPMショーケースが併催されました。
JPOPM は、アドレスポリシーなどが話し合われるミーティングだそうで、基本的にだれでも参加することができます。
その中の
「IPv4アドレス枯渇に向けた,アドレスポリシーの考え方」
の話し。
2006年末で /8(クラスA相当のアドレス空間)が、55 個残っているそうです。で、ここ数年の消費量を見ると、/8 を 10 個消費しているそうで、この調子だと、あと 5、6年で完全に IPv4 アドレスの払い出しのプールが底をつきそう、とのこと。
たとえ、使われていない /8 相当のネットワークを 10個返還してもらったとしても、枯渇まで、1年のびるかどうか。そろそろ、枯渇期を意識したアドレスポリシーを考えて行く必要があるというのが、JPOPM Showcase で話されていたことでした。
で、会場では、アドレスポリシーの検討、策定、実装を考えると、5年って結構ぎりぎり……もう猶予はないんじゃない? という声が挙がっていましたが、これを受け、さっそくプロポーザルが出されたようです。APNIC 23 で話し合われるそうなので、今後の動向が気になるところですね。
prop-046: IPv4 countdown policy proposal
http://www.apnic.net/docs/policy/proposals/prop-046-v001.html
IPv4/IPv6 meter |
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