暗号ファイルを平文ファイルのように扱える Emacs Lisp[Emacs][Security]

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2006-03-08


Kazu さんが

http://www.mew.org/~kazu/proj/cipher/

で配布されている alpaca.el を使ってみる。gpg.el という名前で配布されていた時に試したことがあったんですが、いまいち使い方がよくわからず(動かず?)使用を断念。ふと思いだして、再度試してみることに。こいつは、".gpg" という拡張子の暗号ファイルを、平文ファイルのように扱えるらしい。使い方は簡単でダウンロードしたファイルを

# cp alpaca.el /usr/local/share/emacs/site-lisp/


以下を ~/.emacs に追加。

(autoload 'alpaca-after-find-file "alpaca" nil t)
(add-hook 'find-file-hooks 'alpaca-after-find-file)


あとは、

$ emacs hoge.gpg


と、普通のファイルのように編集してから、これまた普通のファイルのようにC-x C-s でファイルを保存しようとすると、パスフレーズを聞かれるので、適当なパスフレーズを入力すれば暗号ファイルとして保存されます。戻す時も、1度パスフレーズを聞かれるだけで、emacs を終了するまで、普通の平文ファイルとして扱えます。

これで管理すると、平文ファイルの消し忘れもないし、とっても便利 :-)

ただサイトの説明にもあるように、復号化された平文ファイルは、一時的に暗号ファイルと同じディレクトリに書き込まれます。このため、NFS などのネットワークファイルシステム上に置かれた暗号ファイルを直接編集しちゃだめなので、注意。



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