最後の調整です |
まずは予選の前に、フリー走行があります。バッテリーがもったいないので、走らずに……なんてことはできないので、ファーストドライバーに2周、セカンドドライバーに1周走ってもらいました。計算上では登れないはず(笑)の8%の坂道が登れたようで、私はほっと一息つけました、が、モーターのトリップは相変わらず。一度トリップすると、車を完全に停止してからじゃないと再スタートできません。いかにトリップさせずに走るか……それがタイムに直接響いてきます。 次は予選!!果して予選を通過することができるのでしょうか?
などと考えている間に、予選は始まりました。予想では9分をきれば、予選は通過できるはず(結構大甘の予想)……しかし,フリー走行では、押えて走ってもらったということもあるでしょうが、1周11分でした。果してどこまでタイムを縮めることができるのか?
1周目 10:57 ここで一度ピットイン、他のチームのタイムを睨みます
やっぱり予想は甘かった!!
1周目 07:40 ああっ!2周目の方がタイムが遅い……事情を聞くと、やはり足を引っ張ったのはモーターのトリップ。1周目のタイムでさえ、一度トリップしたとのこと。トリップさえなければ7:20を出すのも夢じゃなかったのに…… ここで私たちのピットでは動きが激しくなってきます。予選に通ったのか通っていないのかが良くわからないのです。とにかく予選落ちしていたときの為に、嘆願書を書くことに(予選落ちしていても、嘆願書を出せば、推せん枠で決勝に出られるかもしれないという、すばらしい(笑)制度があるのです) 結局、それも杞憂に終わり、わが関西大学太陽エネルギー研究会は予選を無事?通過したのでした!! |
語らうドライバーふたり ちなみに、塀の上に乗って ると怒られますので、真似 しないで下さいね(笑) | |
後ろにいる小さな車体が 私たちのWINGLARE IIIです ……ほんとうに小さいな(--; |
スタート直前に記念撮影(笑) |
決勝第1ヒートは、まずファーストドライバーで挑むことに。前日、計算した予定をドライバーにつたえる。その内容は、コースをいくつかに区切り、その区間を何キロで走ればいいかというものです。無論、ろくなデータがないので、予定にしたがって運転できたとしても、最後まで止まらずに動き続けられるという保証はないのですが……。 なにはともあれ、レースは始まりました。
さすがに乗り馴れているだけあって、安定した走りをみせ、ほぼ9分半と予定通りの走り!3周走ったところでドライバー交代のためにピットイン。
しかし、なぜ快調に動いていたWINGLARE IIIは急に止まってしまったのでしょうか?第1ヒート終了後、牽引車にひきずられ運ばれている最中にメンバーの一人が気づきました。あまりといえばあまりに簡単な原因を知ったとき、私は思わず涙が出そうになりました。ここには詳しくは書きませんが……。 |
快調に走るWINGLARE III | |
すこしでも充電を!! |